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2019-04

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サライとハガル






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マッティアス・ストーメル「ハガルをアブラハムにあてがうサライ」
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ロト


ロ ト

ロトはアブラハムの甥です。
アブラハムとの関係はアブラム(1)で少し触れましたが、アブラハムと一緒に旅をしていました。

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          洞窟の中のロトと娘たち(ヘンドリー・ホルツィウス画)
アブラハムとロトのそれぞれの家畜の群れが大きくなり
アブラハムと別れざるをえなくなりました。

ロトは栄えていたソドムに移り住みます。
ソドムはメソポタミヤの王に反旗を翻したために
ロトと家族は捕らわれ連れ去られます。
それを聞いたアブラハムはロトの救出に向かいます(創世記14章)。

ソドムとゴモラの悪行を知った神は町を破壊することに決めます。
神は、その計画をアブラハムに打ち明けます。
アブラハムは神に願い
「もし町に10人の正しい人がいれば、町を滅ぼさない」ということになります。

神は正しい人がいるか調べるために、2人の天使を遣わします。
しかし、ソドムの男たちは客(天使たち)に暴行しようとしました。
仕方なく天使たちは、強制的にロトの家族(ロトとその妻、二人の娘)を避難させました。
家族には、逃げる途中で決して振り向いてはいけないという警告が与えられました。
しかし、ロトの妻は振り向いてしまったために、彼女は塩の柱になってしまします。
(hand02.gif 聖書にはロトの妻の名前は記されていません。
  ユダヤ教の伝承ではエディトだとされています)

roto.gif 
         塩の柱になったロトの妻


 ロトと2人の娘は破壊から逃れ、山の中の洞穴に身を寄せます(創世記19、30-36)。
このままでは子孫を残せないと思った2人に娘は、父親のロトにぶどう酒を飲ませて
眠らせ、床を共にします。父親は娘が寝に来たのも立ち去ったのも気が付きませんでした。
このようにして2人は身ごもり
姉は男の子を産み、モアブ(父親より)と名付けモアブ人の先祖となります。
hana-ani01.gifモアブの子孫には、イスラエルの王ダビデの祖父母となるルツがいます)
妹も男の子を産み、ベン・アミ(私の肉親の子)と名付けアンモン人の先祖となります。

ルカ福音書には、このような言葉があります。
「ロトの妻のことを思い出しなさい。自分の命を生かそうと努める者は、それを失い、それを失う者は、かえって保つのである。」(ルカ17,32-33)

Barra11.jpg 
次回はサライとハガルです。

アブラハム(3)

アブラムの息子たち


アブラムは妻サライとの間に子供がありませんでした。
二人とも年老いていたので、
サライは自分の女奴隷のハガルをアブラムの側女(そばめ)にします。
当時、奴隷が産んだ子どもは主人の子どもとされたので。
hand02.gif理由は奴隷は主人の所有物とされていたので)

ハガルが身ごもるとハガルはサライを軽んじるようになりました。
妻のサライに辛い仕打ちを受けたハガルは、女主人の家から逃げ出しました。
そこへ神の御使いが現れて
「わたしは、あなたの子孫を数えきれないほど多く増やす」と約束されます。
そして男の子の名前をイシュマエルと名付けるようにと言われます。
      (hana-ani01.gifイシュマエルとは「神が聞く」という意味です)
ハガルがイシュマエルを産んだとき、アブラムは86歳でした。

アブラムがアブラムは神と割礼の契約を結びます。(創世記17,10-11)
その時、アブラムは99歳、イシュマエルは13歳でした。

やがて妻のサライも身ごもりイサクが生まれました。
        (hana-ani01.gifイサクとは「彼は笑う」という意味です)
イサクが生まれたとき、アブラムは100歳、サライは90歳でした。

アブラムの二人の子どもの運命はどうなるのでしょうか・・・・



aburamu.jpg 

アブラハム(2)

アブラハムと神の関係

アブラムがロトを救出して帰って来たとき、
祭司でありサレムの王でるメルキゼデクが彼を祝福しました。

「天地の造り主、いと高き神に
アブラムは祝福されますよに。
敵をあなたの手に渡された
いと高き神がたたえられますように。」
アブラムはすべての物の十分の一を彼に贈りました(創世記14,19-20)
hand02.gif 注目点:①アブラムは神からの祝福を何よりも大切に思った。
       ②自分が敵に勝ったのは神の助けであると認めた。)



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「アブラハムとメルキゼデクの会見」ディリク・パウツ作

神の命令に従ってハランを出発してから、かなりの月日が流れました。
しかし、アブラムと妻サライの間には
未だに子どもが生まれる兆候はありませんでした。

アブラムが神に不安を告白すると
神は幻の中でアブラムに言われました。

「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えみるがよい」
「あなたの子孫はこのようになる」
アブラムは主を信じた。主はそれを彼の義と認められた。
heart23.gif義=神の救い
 hand02.gifアブラムは神の言葉を根拠として自分を支えようとしています。
    これが聖書が説く信仰であり、アブラハムが信仰の父を言われる所以です。
    神の言葉だけを支えとする生き方!)

    
Barra11.jpg 

つづきは「アブラムの息子たち」へ






アブラハム(1)

信仰の父と言われているアブラハムとはどういう人物でしょうか?
(創世記12章~25章)

アブラハムは最初はアブラムという名前でした。
ペルシャ湾近くのカルデア(現イラク南部)のウルで生まれました。

aburahamu.png 

父のテラは息子のアブラム、孫のロト、アブラムの妻のサライを連れて
ウルを出発してカナン地方に向かい、ハランに着きました。
父のテラは205年の生涯をハランで閉じました。

アブラハムが75歳の時、
「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい」(創世記12,1)
hand02.gif父の家…一緒に暮らす家族のこと)
という神の言葉に従って、
父のテラ、妻のサライ(後にサラ)、甥のロトと共に
全財産を携えてハランにを出発してカナン地方に入りました。
ハランを出るとき神はアブラムに
「あなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める」(12,2)
と約束します。

アブラムはカナンに到着し、ここで祭壇を築きました。
heart23.gif祭壇…神のために石を建てる)

天幕を張ってそこに主のために祭壇を築き、主のみ名を呼んだ
heart23.gifアブラムは主の名を知らないので、その名によって記念として祭壇を建てる。
 hand02.gif注目点:アブラムは生活の中心に神への礼拝をおいています。)

さらに旅を続けてネゲブ地方へ移りました。
この地方が飢饉になり、エジプトに下りました。

エジプトの避難しようとしたアブラムに一つの不安がよぎりました。
妻のサライはとても美しい女性でしたので彼女を手に入れるために
自分は殺されると思ひ、妻に妹だと嘘をつかせました
hana-ani01.gifアブラムは妻に妹だと言わせて、自分の身の安全を守りました。)

サライはファラオぼ宮廷に召し入れられ、
そのお蔭でアブラムも幸いを受け牛や羊、奴隷などを与えられました。

ファラオはサライがアビラムの妻であるとは思わずに
自分の妻として召し入れたので、
宮廷の人々は恐ろしい病気にかかりました。
heart23.gif神の介入により、アブラムは救われました)

ファラオはアブラムを呼び寄せて
「さあ、あなたの妻を連れて、立ち去ってもらいたい」(12,19)と命令しました。

「ファラオは家来たちに命じて、
アブラムを、その妻とすべての持ち物と共に送り出させました」(12,20)。

アブラムがエジプトを出てゲネブ地方に戻った時には
財産が増えていた。
甥のロトも財産が増えていたので、
二人の財産が多過ぎて一緒に住むことが出来なくなりました。

そこで、アブラムは別れることを提案しました。
甥のロトはヨルダン川の低地一帯(ソドムとゴモラ)を選び、
アブラムは荒れ地のカナン地方に住みました。

アブラムがロトと別れた後、
神はアブラムに
「あなたの子孫を大地の砂粒のようにする」(13,16)と約束しました。

アブラムは天幕を移し、ヘブロンのあるマレムの樫の木のところに来て住み、
そこに主のために祭壇を築いた
hand02.gif アブラムはどこに移動しても祭壇を築いています。)

甥のロトが選んだ低地帯の人々は反乱を起こし滅ぼされます。
ロトも連れ去られてしまいました。
それを聞いたアブラムは、捕虜になったロトを追跡し、
夜襲をかけてロトのすべての財産と人々を救出しました。

Barra11.jpg 

つづきは「アブラハムと神の関係について」へ






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